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2017年12月12日(火) 事例

日本ウォーターシステム、
IoTデータの分析プラットフォームに「Qlik Sense」を採用

~ 透析用水作製装置のログデータ分析に活用し、予防保全の強化に取り組む ~


2017年12月12日
株式会社アシスト

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下、アシスト)は、日本ウォーターシステム株式会社(本社:東京都中央区、http://www.j-waters.co.jp/ 、以下、日本ウォーターシステム)の情報分析プラットフォームとして、株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、URL:https://www.otsuka-shokai.co.jp/ 、以下、大塚商会)が提案し、アシストが製品および技術支援を提供したセルフサービス型分析プラットフォーム「Qlik Sense ®」が採用されたことを発表します。

 日本ウォーターシステムは、透析用水作製装置のパイオニアとして常に水の清浄化に取り組み、先端治療の一翼を担ってきました。装置の納入実績は全国シェア4割を超えており、国内トップクラスの実績を誇っています。また、各種装置に関しては販売から保守・点検まで自社で一貫する体制を整えており、全国の拠点から24時間、365日動いている医療現場をサポートしています。

 日本ウォーターシステムが2016年よりサービス提供を開始した警報通知システム「Jモニター 」では、水圧、流量、温度といった数十項目に及ぶ稼働ログを取得するIoTプラットフォームを整備しました。装置のログ分析を通して部品の劣化具合をモニタリングし、部品の交換時期をタイムリーに把握して顧客に通知することにより、顧客の満足度向上やサービスの強化を目指していました。

 当初はExcelを利用した集計や分析を試みましたが、膨大なデータ量を処理する際に満足できるパフォーマンスを得ることができず、また、多様な分析も困難な状況でした。しかし、IoTデータを有効活用したサービスレベルの強化や、新たなサービスへの取り組みに向けては、従来不可能であったスピーディな集計や多角的な分析を可能とする新たな情報分析プラットフォームが不可欠であると判断しました。そこで、多様な顧客の課題解決に関して豊富な実績を有する大塚商会の提案を受け、2017年3月にQlik Senseの採用を決定しました。

 日本ウォーターシステムがQlik Senseを採用した理由および期待する効果は、次の通りです。

  • IT部門に頼ることなく、ユーザー部門である経営企画室の手によってデータの準備、集計、分析を可能とする高い操作性
  • 想定していたログデータのデータベース化が不要になり、かつ可視化を実現した優れた機能性
  • 異常値の早期発見を可能にし予防保全による品質向上や顧客満足度向上を実現することで、他社との差別化につなげることが可能
  • オプション製品のQlik NPrintingを活用して顧客ごと、装置ごとの稼働レポートをタイムリーに社内関係者に配信することにより、顧客サービスの充実が実現可能

 日本ウォーターシステムでは、装置のログ分析からQlik Senseの活用を始めますが、将来的にはその他の業務での活用も期待されています。

 アシストは、豊富なノウハウを活かしたオンサイトでのアプリケーション開発支援や運用方法のレクチャーを通し、日本ウォーターシステムの情報活用を支援していきます。

「Qlik製品」について


「Qlik」製品は、ビジネスユーザーがセルフサービスでデータを探索できるデータ分析プラットフォームです。要件定義で「何が見たいか」を決めてからシステムを構築するのではなく、ユーザー自らがあらゆるデータを統合・可視化・探索し、データの全容から「何を見るべきか」を発見してからデータを活用します。連想技術によって、膨大なデータも瞬時に可視化し、ビジネスの業務課題や解を発見できます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報担当:田口、竹内
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Qlik Sense」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 担当:宇野
TEL:03-5276-3653
URL:https://www.ashisuto.co.jp/qlik/



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